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あなたの家事の分担はどれくらい? 50代から家事分担表の活用を始めよう

ファミリー
2020.03.04
あなたの家事の分担はどれくらい? 50代から家事分担表の活用を始めよう

あなたの夫は家事をやってくれますか? 「ゴミ捨て」やたまにある「電球の交換」ならやってもらえるけど、他はぜんぶ自分がやってるという方は多いのではないでしょうか。

夫婦間でルールを決めているのあれば問題ありませんが、「家事は女性がやるもの」という一方的な考えが基になっている場合、夫婦仲は険悪になり、最悪の場合には離婚につながる可能性もあります。

では、双方が納得できるように家事を分担するにはどうすればいいのでしょうか?今回はそんな疑問に答えるべく、家事分担について解説します。

~目次~
1. データで見る夫婦の家事分担事情
2. 夫に家事を頼んでみたものの......
3. 夫婦が納得できる家事の分担方法は?
4. 家事が回らないなら家電や代行サービスもアリ!

データで見る夫婦の家事分担事情

家事分担2.jpg


国立社会保障・人口問題研究所の『「第6回全国家庭動向調査」概要版』によれば、50代の妻の6割超が家事の80%以上を担当しています。20代の妻では4割ですので、大きな開きがあります。

同調査によると、男性の家事参加率は年々向上しています。しかし、伸び幅は微々たるものです。内閣府男女共同参画局のデータによると共働きをしている世帯が614万だった昭和55年から、現在は1188万世帯と、約2倍になっています。さらに総務省統計局の『労働力調査(平成29年)』によると、各年代で45~54歳がもっとも共働き世帯が多くなっています。その背景には、子育てが一段落したため、老後のために妻も働き始めていると考えられます。

このように50代の共働きの夫婦がふえているにも関わらず、家事分担率は不公平になっていることが分かります。「男の自分が働きにでて、妻に家事をまかせる」という考え方は通用しなくなっています。


<参考>「第6回全国家庭動向調査」概要版 | 国立社会保障・人口問題研究所
<参考>男女共同参画白書(概要版) 平成30年版 | 内閣府男女共同参画局


50代のうちに家事分担をしておくべき理由

家事の分担が不公平だと、夫婦仲が悪くなる以外にもデメリットが存在します。例えば妻側に介護が必要になった場合、それまで一切家事をしていない夫は掃除や洗濯など家事がなにもできない可能性があります。こうなってしまうと、夫側が過剰なストレスを感じたり、健康にも悪影響を与え、二次災害へとつながってしまうのです。

また、夫が定年退職後、「濡れ落ち葉族」にならないようにするという考え方もあります。「濡れ落ち葉」とは、なにをやるにしろ、どこにでも妻についてくる夫の様子を、はらってもなかなか離れない濡れた落ち葉にたとえた言葉です。

1989年に「濡れ落葉」で流行語大賞新語部門・表現賞を受賞したため、ご存じの方もいるでしょう。定年退職後のセカンドキャリアは、夫婦でやりたいことなどに挑戦すべきですし、それぞれの時間も大切にすべきです。だからこそ、定年を前にした50代から夫にも家事を任せて、定年退職後のライフプランを描けるようにしましょう。

夫に家事を頼んでみたものの......

家事分担3.jpg


家事の分担は、夫にお願いすれば解決するという問題ではありません。家事を分担しようと提案したにも関わらず、結局何も変わらない......など、なにかしらの理由で夫に不満がたまっている方は多いでしょう。ここでは4つの「あるある」を紹介します。

怒りボルテージ20%:与えられた家事しかしない(他は手伝ってくれない)

家事を与えればしっかりやってくれるけど、それ以外まったく家事をしない、というケースです。これも妻側の不満がたまる原因となります。このケースでは、「名もなき家事」がキーワードになります。

「名もなき家事」とは、洗濯や掃除のようにはっきりと名前をつけられない家事を指します。例えば「ティッシュ箱が空になったら取り替える」、「ゴミ箱はいっぱいになったらゴミ袋に移す」「食べ終わったあとの食器をキッチンにもどす」などです。

こういう場合に限って、ティッシュがなくなると「ティッシュは~?」なんて聞いてきますよね? いつも誰が補充していると思っているのでしょうか? 妖精がティッシュを詰め替えていると思っているのでしょうか。

怒りのボルテージ40%:自分の家事負担が多い

家事の分担ができてはいるものの、負担が妻に偏っているケースです。先述の『「第6回全国家庭動向調査」概要版』によると、常勤で働いている妻の約30%、パートで働いている妻の約44%が家事の90~99%を担当しています。同様に家事の80~89%を担当している割合も約20%。つまり共働き家庭の半分以上において妻の家事分担率が8割以上です。

やれ飲み会だ、付き合いだ、男は辛いんだと、令和になっても、昭和から抜け出せていない夫は、会社では「家事はよくやるよ」なんて家庭的な一面を話しているかもしれません。

怒りのボルテージ60%:家事をやらせても出来が悪い

やっと家事をやってもらうことになった後も、悩みはつきません。なぜなら夫の家事のクオリティは......悲しいかな、総じて高くないのです。

・洗濯物の収納をお願いしたら、たたみ方が雑で服がグシャグシャになっていた
・買い物を頼んだら、余計なものを買ってくる
・掃除は全般的に適当
などなど

家事をやってくれても、二度手間、三度手間になってしまうことも珍しくありません。期待しているときに限って、ドヤ顔で誇らしげに「やっといたよ」なんて言うから、開いた口がふさがりません。

怒りのボルテージ100%:家事をやってくれない

家事を手伝ってほしいと伝えているのになにもやってもらえないケースです。「仕事が忙しい」「疲れている」を言い訳にすることがほとんどです。しつこくいうと、「やればいいんでしょ」と生返事が返ってくるケースもありますが、これが「やるやる詐欺」の導火線。妻の怒りのボルテージも徐々にたまっていきます。

最悪なケースは、"逆ギレ"です。「やるやる」と返事した夫が行動しないため、そのことを指摘すると「疲れているんだ!」「今、やろうと思っていたんだ!」とのたまいます。これが繰り返されると、妻の頭には離婚の"り"の字がうかびます。

夫婦が納得できる家事の分担方法は?

家事分担4.jpg


一方で、家事という家事をやったことのない夫側としては「面倒くさい」「いわれたことはやっている」「せっかくやったのに褒められない」という意見もあるでしょう。この悩みを解決する手段のひとつとして、家事分担表というものがあります。

家事分担表とは、夫と妻の間で「どんな家事を、誰がどれだけ担当しているのか」が明確に可視化するための表です。自分の担当する家事が明確になれば、「自分の担当はごく一部」「妻はこんなに家事をこなしていたのか」に気づけます。また、表内に家事の内容をなるべく具体的に記載することで、家事のクオリティをある程度担保することも可能です。

家事分担表ってどんなもの?

家事分担表といっても、フォーマットが決まっているわけではありません。時間や曜日単位で管理しているタイプや、あらかじめ担当者を決めるのではなく、やった人が記入するタイプなど、様々なタイプがあります。

今回は「子どもが大学生・社会人になった50代夫婦」をケースにした家事分担表を解説します。

ステップ1:家事のリストアップ

家庭によって家事の種類は異なるため、まずは家庭で生じる家事をすべてリストアップします。下記の表では、定期的におこなう家事を「朝」と「夜」にわけ、数日、数週間単位でおこなう家事を「不定期」と分類しました。今回は9個ずつ並べましたが、もちろん家庭によって「朝」「夜「不定期」」の家事の種類数も異なるはずなので、見た目にこだわらず思いつく限り列挙しましょう。

家事分担5.jpg

ステップ2:リストアップした家事を分ける

その後、リストアップした家事を現時点でどちらが担当しているかを表にします。そのうえで、現状が理想の割合なのか検討しましょう。

下の例では「夫:妻」の分担比が約「3:7」になっていますが、おたがいフルタイムで働いている場合、「5:5」に近づけるべきだと考えられます。しかし、妻が専業主婦の場合、この割合がベストかもしれません。理想の分担比に向け、話し合いましょう。

家事分担6.png


今回は家事ごとの重さについては触れていませんが、6畳と15畳のリビングでは仕事量が異なります。家庭によって家事の重さをスコアリングするとより正確な分担が可能になります。

また家事分担表は必ず目立つ場所にはっておきましょう。なぜなら、一度つくっても、見返さなければ忘れていまい、ふたたび分担比がもとにもどる可能性があるからです

どうしても不満がある場合も、嫌味や文句をいわないようにしましょう。家事を少しでもやってもらったらまずは感謝の意を伝え、その後「●●ならもっと素晴らしかった」と伝えると、夫側に不満も軽減されます。

家事が回らないなら家電や代行サービスもアリ!

夫婦によってはお互いの仕事が忙しいなどの理由で、家事に手がまわらない場合もあるでしょう。そんなときは家事をサポートする家電やサービスもおすすめです。

・ロボット掃除機
・家事代行サービス
・家事代行アプリ
・乾燥機能付きドラム式洗濯機
・自動食器洗い機

必ずしも安いわけではありませんが、家電であれば初期費用のみで済みますし、家事代行サービスの場合は、自分でやるよりもクオリティが高くなるメリットがあります。夫婦間で話し合って、2人でお出かけする場合にサービスを利用するなど、限定的な利用をすると効果的です。

家事は生きていくうえで必ず行わなければいけません。夫婦間で不満があるままですと、夫婦仲が悪化する可能性があります。

今から夫に家事をやってもらおうとする方は徐々にお願いしてみて、丁度いいラインを引き上げてみてもいいかもしれません。人生100年時代、寿命とともに夫婦生活もながくなることでしょう。だからこそ、良好な関係を持続することが重要です。この機会に家事の適切な分担に挑戦してみてはいかがでしょうか。

(記事提供元:サムライト株式会社、画像提供元:ピクスタ株式会社)

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