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生涯収入と生涯支出どっちが多い?

マネー
2019.05.27
生涯収入と生涯支出どっちが多い?

「人生100年時代」といった言葉を聞く機会が増えるなど、ますます長寿化が話題になっていますが、「長寿リスク」について考えたことはありますか?長寿化の進行により、老後の期間が長くなる一方で、年金給付額の減少や給付開始年齢の引き上げなどがささやかれており、老後の生活に要する資金を手当てできるのか、不安に感じられている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、日本人の平均的な生涯収入と生涯支出は一体どれくらいなのか、そして「長寿リスク」に備えて今からやっておきたいことは何なのか、説明していきます。

生涯収入は一体どれくらい?

まずは、生涯で得られる収入について見ていきたいと思います。

図1 最終学歴別・男女別の平均生涯賃金(60歳まで・退職金含めず)

graph1.png
出所:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計(2018年)」

図1は、学校卒業後すぐに就職し、フルタイムの正社員で60歳まで勤続した場合の、最終学歴別・男女別の平均生涯賃金を示したものです。男性は高校卒で2億910万円、高専・短大卒で2億1,340万円、大学・大学院卒で2億6,980万円、女性は高校卒で1億4,830万円、高専・短大卒で1億7,630万円、大学・大学院卒で2億1,590万円とのことです。

図2 最終学歴別の男性の平均生涯賃金(平均引退年齢まで・退職金含む)

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出所:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計(2018年)」

図2は、図1に定年退職を支給事由とする「退職金」を加え、さらに60歳で退職した後も平均引退年齢である69歳までフルタイムの非正社員として勤続した場合の男性の平均生涯賃金を最終学歴別に示したものです。高校卒で2億5,160万円、高専・短大卒で2億6,080万円、大学・大学院卒で3億2,920万円とのことです。

上記に加え、一般的には65歳から公的年金の給付が始まりますが、給付額は給与所得者世帯の場合、単身世帯で約14.7万円/月、夫婦二人世帯で約20.3万円/月とのことです(※1)。仮に平均引退年齢である69歳から100歳までの31年間受給した場合、単身世帯で総額約5,500万円、夫婦二人世帯で約7,600万円となります。

以上のことから、

  1. 大卒22歳から69歳まで勤続、100歳まで長生きした場合の単身世帯
    生涯収入:約3億8,000万円
  2. 大卒22歳から69歳まで勤続、100歳まで長生きした場合の夫婦二人世帯
    生涯収入:約4億500万円

となります。

(※1)出所:厚生労働省 平成29年度「厚生年金保険・国民年金事業の概況」

生涯支出は一体どれくらい?

生涯で得られる収入の目安が分かったところで、一方の生涯で発生する支出について見ていきたいと思います。

図3 世帯主が勤労者である世帯の年間平均消費支出・非消費支出

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出所:総務省「家計調査報告(2018年)」

図3は食費や水光熱費などの生活費にあたる「消費支出」と税金や社会保険料などの「非消費支出」の合計額を示したものです。世帯主が勤労者である世帯については、単身世帯で年間約289万円、二人以上世帯で年間約503万円とのことです。例えば、大卒22歳で就職、男性の平均婚姻年齢(※2)である30歳で結婚、平均引退年齢の69歳まで勤続した場合、22歳から69歳までの消費支出と非消費支出の合計額は約2億2,000万円となります。

また、上記に加え、老後の生活においても相応の生活費がかかります。老後にゆとりある生活を送るには、夫婦二人世帯で約34.8万円/月、単身世帯の場合はその7割の約24.4万円/月がかかると言われています。老後の期間を69歳から100歳までの31年間とすると、単身世帯で約9,100万円、夫婦二人世帯で約1億3,000万円となります。

以上のことから、

  1. 大卒22歳から69歳まで勤続、100歳まで長生きした場合の単身世帯
    消費支出と非消費支出の合計額:約2億3,000万円
  2. 大卒22歳で就職、30歳で結婚、69歳まで勤続、100歳まで長生きした場合の夫婦二人世帯
    消費支出と非消費支出の合計額:約3億5,000万円

となります。

しかしながら、これらはあくまで日常的に発生する支出にすぎず、この他にもライフイベントに応じて結婚費用や出産費用、住宅購入費用なども発生しますので、合わせて念頭に置いておく必要があるでしょう。

(※2)出所:厚生労働省 平成28年度「人口動態統計特殊報告 「婚姻に関する統計」の概況」

生涯収入と生涯支出、どっちが多い?

以上をまとめると、

  1. 大卒22歳から69歳まで勤続、100歳まで長生きした場合の単身世帯
    生涯収入:約3億8,000万円、生涯支出:約2億3,000万円+ライフイベントごとに発生する費用
  2. 大卒22歳で就職、30歳で結婚、69歳まで勤続、100歳まで長生きした場合の夫婦二人世帯
    生涯収入:約4億500万円、生涯支出:約3億5,000万円+ライフイベントごとに発生する費用

となります。

つまり、ライフイベントごとに発生する費用次第では、生涯収入と生涯支出はトントン、場合によっては生涯支出の方が多くなってしまうといった方も出てくることでしょう。
また、今の現役世代の方が年金を受給する頃には、今の年金受給者と比べて給付額が減少したり、給付開始年齢が引き上がるなど、昨今少子高齢化に伴う不安要素がささやかれており、生涯収入は前述の金額より減ってしまうことが十分にあり得ます。加えて、長寿化の進行により、長生きした分の生活費がかかるだけでなく、病気や介護にかかる費用負担が増大する可能性もありますので、余裕を持って支出を賄えるだけの資産を用意しておくことが必要です。

「長寿リスク」に備えて今からやっておきたいこととは?

一生涯にわたって安定した生活を送っていくためには、無駄な支出を減らし、収入を増やすことが重要です。しかしながら、支出を大幅に減らすことも、収入を大幅に増やすことも現実的にはなかなか難しいことかと思います。その解決策としてオススメなのは、現役世代からコツコツ「お金に働いてもらうこと」、つまり資産運用です。図4は、毎月5万円を30年間積み立てた場合の利回り別シミュレーション結果ですが、長期になればなるほど、利回りによって資産額に大きな差が出ていることがお分かりいただけるかと思います。仮に価格のブレ幅が大きい商品であっても、長期間で積み立てを継続することで価格の平準化が図れます。皆さんが今行われている貯蓄について、このままで問題なさそうか、それとも資産運用に回す割合を増やすべきなのか等、一度検討されてみてはいかがでしょうか。

図4 毎月5万円を積み立てた場合の利回り別シミュレーション

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※上記はシミュレーションであり、将来における運用成果等を示唆・保証するものではありません。また、手数料や税金等は考慮しておりません。

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おわりに

平均的な「生涯収入」「生涯支出」について見てきましたが、皆さんが想像されていたものと比べていかがでしたか?正直、将来のことすぎてイメージが沸かなかったという方もいらっしゃると思いますが、皆さんに覚えておいて欲しいことは次の3つです。

  1. 一般的に、まとまった収入を得られるのは生涯で数回のみであること(例:退職金・相続金など)
  2. 資産を短期間で大きく増やすことは極めて困難なこと
  3. 将来受給できる年金給付額に保証はないこと

以上のことから、定期収入のあるうちからコツコツと、将来の自分のために計画的に資産運用を行っていきましょう。この機会に是非、「SMART FOLIO」をお試しください。

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