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いまの保険は適切ですか? 保険を見直したほうがいい理由とタイミング

マネー
2018.08.01
いまの保険は適切ですか? 保険を見直したほうがいい理由とタイミング

何年も前に保険に加入したきり、そのまま放置している。そのような50代の方も多いのではないでしょうか。しかし、状況や時代の変化にあわせて保険を見直していかないと、いざというときに必要な保障が受けられなかったり、必要以上の保険料を払い続けてしまうリスクがあります。ここでは、保険を見直すべき理由や適切なタイミング、見直す際のポイントなどをご紹介します。

なぜ保険を見直したほうがいいのか?

1つめの理由として、保障が必要になるのは、自分の身近に何かトラブルがあったときです。重い病気にかかる、地震や火災に遭うなど、ある日突然アクシデントが降りかかる可能性は誰にでもあります。

にもかかわらず、保障内容が自分のニーズにあっていない保険に加入していたらどうなるでしょうか。「本当にお金が必要になったタイミングで、適切な保障が受けられない」という事態が起こり得るのです。また、不必要な保障に保険料を払い続けてしまうことにもなります。保険は一度加入したら終わりではなく、ライフステージによって変化する保障ニーズにあわせて、定期的に見直す必要があるのです。

2つめの理由として、保険の中には加入年齢の制限を設けているものがあります。高齢になってから保険に入り直そうと思っても、新規加入できないというケースは少なくありません。加入できたとしても、保険金が割り高になる、または保障が削減されるなどしますので、できるだけ早いうちに対策をしておいたほうが良いのです。

50代が保険を見直すべきタイミング

それでは、どのタイミングで加入保険の見直しをすべきなのでしょうか。基準はいくつかあります。

1.子どもが独立するなどし、月の生活費が変わったとき

子どもが就職などで独立した時などは、保険を見直す適切なタイミングといえるでしょう。子どもの学費や住宅ローンといった高額な支払いなどがひと段落し、生活にも余裕がでてくるのではないでしょうか。死亡保障を見直したり、セカンドライフを見据えてマネープランを新たに立てるために、保険を見直す方は多くいます。

2.現在加入している保険を更新する時期

加入中の保険の更新時期にも、契約内容を見直したほうが良いでしょう。10〜20年ほどの一定期間を保障する保険では、更新の際に保険料が高くなってしまうこともあるのです。

これらのタイミングで、加入している保険が自分や家族にとって適切なものかを再検討してみるといいでしょう。

保険を見直す際の4つのポイント

では、どのようなポイントに注目して保険を見直すべきかを解説します。

1.加入している保険を正確に把握する

第一にすべきは、「加入している保険の保障内容を把握すること」です。 「自分の加入している保険がどのような保障内容か、説明できますか?」と問われた際、「毎月の引き落とし額はわかるけど、保障内容はくわしく覚えていない」という状態になっていませんか?保険会社から配布された資料などを読み、必要に応じて問い合わせをするなどして、保障内容を正しく理解しましょう。

保険の見直しをするには、判断するための材料を集めることが先決になります。その情報を持たずに保険について考えるのは、地図やコンパスなしで山登りをするようなものです。

2.定年前に働けなくなる可能性を考慮しておく

すべての人が定年まで元気でいられるわけではありません。病気や事故で働けなくなったり、亡くなったりするケースもあります。まして、50代は身体の不調が起こりやすい年齢。どんなアクシデントに遭遇したとしても不思議はありません。不測の事態が起きることを前提として、保険を考える必要があります。
配偶者・パートナーやまだ独立していない子どもがいるならば、世帯主に万が一のことがあっても、のこされたご家族が生活するための必要な資金を準備しておきましょう。

死亡保険金の受取人が相続人である場合は、どれくらいの金額までが非課税なのかを知っておくことも重要です。具体的には、「500万円 × 法定相続人の数」が非課税限度額となります。 たとえば、配偶者と子ども2名の合計3名が相続人となった場合には、1,500万円を超える金額が課税対象です。死亡保障がある保険を選ぶ際の検討材料にしてください。 また、若いときにくらべてがんなどの重い病気にかかるリスクも高まっているため、十分な医療保障があるかも確認しましょう。

もしかしたら、「高額療養費制度(※)を利用すれば療養費は貯蓄で十分に賄える」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、高額療養費制度の対象となるのは保険が適用される診療に対してのみです。入院中の食費や居住費、差額ベッド代などは対象外となります。重い病気で長期入院した場合には、想像以上に自己負担額が多くなることを念頭に置きましょう。

※医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1ヵ月の上限額を超えた場合、超えた額を支給してくれる制度

3.今後の人生にどれくらいのお金が必要かを把握する

つぎに必要なのが、自分と家族にどれくらいの保障内容が必要かを把握することです。特に50代の方の場合は、老後の備えを念頭に置いたうえで、今後の人生でどれほどのお金が必要かを考えることが大切になります。

一般的には、ゆとりあるセカンドライフのためには月35万円くらいのお金が必要だといわれています。この金額を、公的年金や貯蓄、退職金、保険などから賄うわけです。ここで気をつけなければいけないのが、会社員なのか自営業なのかによって、その内訳が変わってくることです。
資金計画を考える方法は!?ライフプランの記事を確認してみる

両者は、退職後に受け取る公的年金の額が異なります。前者は厚生年金に、後者は国民年金に加入していることによります。国民年金のほうが受給額は少ないため、その差額を貯蓄や保険によって補うのが基本的な考え方になります。

たとえばセカンドライフの資金を目的として貯蓄性の生命保険に加入する場合には、年金保険や終身保険を選ぶことがおすすめです。
年金保険は、保険料を月々または一括で支払い、あらかじめ決めた年齢から年金として受け取る私的年金です。終身保険は万一の保障を一生涯にわたって確保できる保険です。保険を解約する際には、解約返戻金があります。

■生命保険商品に関するご留意事項はこちら
■みずほ銀行の保険募集指針はこちら

4.新しい保険に加入してから、元の保険を解約する

保険の見直しをしていく中で、加入している保険をやめたいケースが出てくるかもしれません。このとき、「月々の保険金がもったいないので、一刻も早く解約して別の保険に切り替えたい」と考える方も多いでしょう。

しかし、50代の方の場合は、解約の手順にも注意が必要です。その方の年齢や健康状態などによっては、保険への新規加入ができないことがあります。にもかかわらず先に解約をしてしまうと、単に加入保険の数が減っただけとなり、必要な保障が受けられなくなってしまうのです。

保険の見直しをする際には「新しい保険に入ってから、古い保険をやめる」という手順がおすすめです。この方法ならば、万が一新しい保険に加入できなかった場合でも、元の保険をそのままのこすことができます。

あなたのライフプランにあった保険を

豊かで安心できる生活を送るために、お金はなくてはならないもの。そして、いざというときに大切なお金のサポートをしてくれるのが保険です。

50代のうちに保険を見直すことで、余裕を持ってセカンドライフに必要な保障と資金を準備することができます。今回ご紹介したポイントを参考に、適切な見直しを行って、ライフプランにマッチした保険を選びましょう。

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