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「分散投資でリスク管理」、具体的にはどうすればいいの?

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2017.03.30
「分散投資でリスク管理」、具体的にはどうすればいいの?

投資のリスクを減らすためには、資産を集中させず、分散した方がよいという話をよく耳にします。とはいえ、"分散"といわれても初心者にはピンとこないかも知れません。分散投資とは具体的には何をすることなのか、順を追って見ていきましょう。

分散投資とは?

分散投資とは、文字通り「資金を分散して投資すること」です。1つのものに集中して投資すると、何らかの要因で投資対象が下落した場合には大きな損失を被ることになりかねません。投資を分散することで、一度に大きな損失を被るリスクを軽減することができるのです。

具体的にはどうすればいいの?

分散投資には主に4つの分散手法があります。"資産クラスの分散"、"国・地域の分散"、"通貨の分散"、"時間の分散"について順番に紹介していきます。

1.資産クラスの分散

債券や株式のように、リスク特性の異なる資産クラスに分散して投資をすることで、長期的にリスク(収益率の変動)を抑えることができます。一般に、債券と株式は逆方向に動くと考えられていますので、たとえば株価が大きく下がっても債券価格が上昇することで大きな損失を防ぐとともに、収益を安定させることにもつながります。

株式や債券などの伝統的な資産クラスに加え、最近では不動産やプライベートエクイティ(未上場企業の株式)といったオルタナティブ投資(*1)にも注目が集まっています。株式や債券とは異なる要因で価格が動くため、分散投資先としての選択肢のひとつといえるでしょう。

(*1)上場銘柄の株式や債券といった従来の資産とは異なる投資のこと。

2.国・地域の分散

投資を国内に限定せずに世界に分散させることで、収益を安定化させることが可能です。たとえば、日本の株価が低迷したとしても、米国や欧州、アジアの株式市場が好況であれば、ポートフォリオ全体の収益を安定させることができます。

3.通貨の分散

円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドルなど、さまざまな通貨に投資することでも分散効果が期待できます。外国の株式や債券などを投資対象とする投資信託を、ポートフォリオに組み入れることでも同様の効果が得られます。国・地域の分散や通貨の分散を実践することは「国際分散投資」とも呼ばれ、分散投資の柱となります。

4.時間の分散

すべての投資を一度に行うのではなく、何度かに分けて投資することで、投資のタイミングを外してしまうリスクを回避することができます。投資信託は値上がりすることもあれば、値下がりすることもあります。たとえば、毎月1万円ずつ投資信託などに投資することで、このタイミングによるリスクを低下することができるわけです。毎回一定金額ずつ買い付ける方法は「ドル・コスト平均法」と呼ばれ、時間分散のメリットとされています。
なお、分散投資を行う際は、リスクの低下を期待できる(分散効果の大きい)組み合わせを選ぶことが肝要です。また、世界の株式、債券やREIT(不動産投資信託)などさまざまな資産クラスへ国際分散投資をしている低コストの投資信託を利用して、コツコツと資産を積み立てることはコスト面からも効率的といえるでしょう。

分散投資はリスク管理の基本、専門家に相談も

投資にリスクはつきものです。なくすことはできません。しかし、リスクを管理することで思わぬ損失を回避することはできます。リスク管理の基本となるのが、分散投資であり、分散投資にはリターンを安定させるというメリットもあります。
まずは分散の意味をしっかりと理解し、実践することでリスクを抑え、安定的な収益の確保を目指しましょう。そのうえで、専門家に相談することも検討しましょう。

*投資信託、債券、株式、REITは預金と異なり、元本割れ等のリスクや手数料などのコスト等、商品性にかかわるご注意事項があります。投資信託の元本割れリスク等については、投資信託のご注意事項をご確認ください。

参考:
みずほ銀行:資産運用ロボ「SMART FOLIO」
みずほ銀行:国際分散投資

(記事提供元:株式会社イノーバ、画像提供元:株式会社アマナ

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